部下が出来るということ

個人事業主がアルバイトを雇うというのは、時間の削減のために当たり前のことだと思われます。
勿論、私はそれがとても正しい行為だと考えます。
個人事業主にとって重要なのは、時間の使い方にあるからです。
そのため、資金のある個人事業主はアルバイトを雇うなどで部下を増やしていくことを強くおすすめしています。
しかしながら、この時「上司になる」という重大なことが抜けている人が多いのも事実です。
上司になるということは、部下の管理から教育までをしないといけないのです。
めんどくさいと思っている方がいるのであれば、時間を使って自分で働くしかありません。

この部下の管理は、上司のもっとも重要な仕事です。
まずは、人間関係を上手く築いていくことが最速で求められます。
そして、信頼関係を築いていかないと、折角の人員を失うことに繋がります。

信頼関係を築いていく手順としては

1. 相手の性格を把握する
2. 性格にあった的確な指示を出す
3. 失敗を恐れずに挑戦させ、フォローする
4. よく会話をし、相手の話にも耳を傾ける
5. 1~4の繰り返し

これだけで、信頼関係を築き、的確に管理をすることが出来ます。
多くの場合は性格を把握することが難しく、会話をしないことが失敗の原因です。
性格を把握すると言っても、最初から相手の心がすべて分かるわけではないので、第一印象でその人の性格を一旦決めてしまいます。
そして、会話をすることでより正確な性格を把握していくのです。
性格が把握できれば、どのような仕事がその人に合うのかというのが分かってきますし、時間をかけることで仕事のスピードは早くなっていくので別の仕事も任せられるようになっていきます。
ここで重要なのは「4」の会話をするという行為です。
会話というのは、ないがしろにされがちですが、性格を把握する上でも重要ですし相手のモチベーションを維持していくために必要です。
会話の出だしはその日の天気でもいいですし、とにかく話し始めるというのが重要です。
台風などの災害がある時は、「気をつけて」と声をかけるだけで心配されているという安心感から信頼を得やすいです。

部下の管理に必要なのは、性格の把握と会話です。
他は間違っても修正ができるので、そこを間違わなければ上司として信頼を得るのに時間をかけずに済みます。
手順さえ間違わなければ最短で3日で信頼を得ることが可能ですし、どんなに遅くても2週間あればそこそこの信頼を勝ち取れます。

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